インプレッション1発目は・・・。最近はまっているFISHERMANのNAPOLEON510GTです!
このロッドは同じクラブのASAYAN氏も所有されており、以前から気になるロッドではあったのですが・・・。
そのスペックがあまりにも特異な分野なため、手を出すべきか出さないべきか?迷っていました。
そんなある日、オークションで出物を発見!GAMA師匠やASAYAN氏にのせられて!?購入を決意!無事落札後はウルトラライトなロッドのはずですが、結構ドラグガチガチの勝負で楽しまさせてもらっています。
スペックの概略は・・・
長さ:5.1フィート(1&ハーフで仕舞寸法115センチ!)
ルアーウェイト:0.1g〜30g!!
ライン:1lb〜16lb!!
ルアーウェイトやラインのスペックは正直「幅があり過ぎ!」っと思っていた感がありましたが、実際に手にしてみるとうなずける部分もありました。FISHERMANサイトでも紹介されていますが、グラスソリッドのブランクスはOの字が書けてしまうほどしなやか!小さい相手でもすんなりと曲がってくれ、曲げることがやみつきになる1本です。
想定外の良型がヒットした際にも、バットどころかグリップまで曲がりながらじわりじわりと魚にテンションをかけてくれてます!
っとここまではよいことばかりをご紹介しておりますが、気になる部分もご紹介!したいと思います。
まず、基本的なことですが、その長さ!!5.1フィートという長さは、この上ない取り回しの良さを誇りますが、いかんせん投げる釣りには短すぎ!でもなれれば7フィートクラスのロッドと遜色ない飛距離を稼ぎだしてくれます。でも!でもです。もう少し長くてもよくないですか??っと言っておきたいです。かなりキャストには
慣れが必要です。一番多い不具合は、中途半端に振り抜くと、トップから2番〜3番のガイドにラインが絡み付いてしまいます・・・。FISHERMANのこだわりなのか?ガイドは最近流行の傾斜ガイドなではまったくありません!直立?タイプのシングルフットガイドなので、きれーにクルッっと回って絡まっています・・・。
2点目はこのロッドの売りの一つでもある「透けるブランクス!」ですが、確かに半透明といいますか、若干透けた感じに見えるブランクスになっています。見た目は白塗りされたものとは違って「!?」っとインパクトありあり!です。しかしその色加減であるがゆえに問題点が・・・。最近はPEラインが主流ですが、このラインのコーティング剤の色が完全にこびりついてしまいます・・・。使用後に流水で洗い流し、タオルなどで丁寧にこすったくらいじゃとれません!!師匠に愚痴っていると・・・「歯磨き粉でこすればいいよ!」っとのありがたーいお言葉・・。確かに歯磨き粉などのような研磨剤が入っているものでゆっくりこすってあげるととれると思います。でも大事に使いたいロッドであればあるほど、ブランクスに微細ながらも擦り傷を作りたくはないもの・・・。傷がつくとわかっていて歯磨き粉は使えないです・・・。何かいいものがないのか師匠に考えてもらわなければ!!
実際に手にして、使用した中ではこの2点が特に気になる部分でした。
「ほしいけど!この竿どうなん??」っとインターネットで検索してもあまりめぼしい情報がない「NAPOLEON510GT」!!これから購入しようかなぁなんて考えていらっしゃる方のお役に立てれば幸いです。
最後になりますが、後日インプレッションさせていただく同じ名前のNAPOLEON CTRシリーズと比較すると、柔軟性に優れ、必要以上に曲げたくなるロッドです!またFISHERMANで新品購入する場合には、数あるスレッドカラーから好きなものを選択できる点もいいですね!ちなみにCTRシリーズは使用ガイドの関係で?極細のシルクスレッドしか選択できません!シルクブラックとシルクレッドだったかな?西陣織のスレッドを使用しているそうで、かなり奇麗な発色なのですが・・・選択幅がないのは・・・ですね(詳しくはCTRの回に)
※注意!:あくまでもtakechin個人が個人の釣りの中で使用した感想ですので、ご注意を!!